いきなりですが、あなたはお酒が飲めますか?
実は、私は去年ずっと禁酒をしていたのですが、
最近たま~に飲み始めました。
やっぱりお酒が好きなのに禁酒をずっと続けるのは辛くて(苦笑)
というか、もう良いかなって自分で納得できたので♪(←言い訳)
メルボルンに来て2-3年経った頃、あるパーティーに行ったら、
友達の彼女にこんな風に言われました。
I can drink you under the table.
え?テーブルの下で私を飲んでやる?
って意味が分からず、??って顔をしていると説明してくれました。
That means I can drink more alcohol than you can.
って。
そう、テーブルの下で私を飲んでやるっていう意味ではなくて(笑)
私よりお酒が強いって言っていたんですよね。
お酒が強い!って宣言されてしまったので
当時の私は No, I can drink you under the table! と言って
一気に乗せられてしまいました(笑)
お酒大国、オーストラリア。みんな相当強いです(苦笑)
さて、この drink someone under the table という表現、
古いパブなんかを想像していただけると分かりやすいかもしれません。
肉体労働で仕事を終えた男性たちがパブに来てビールを飲んでいるシーン。
そこに体がほっそりした、ちょっと頼りなさそうな男性が入ってきます。
彼もみんなと同じ大ジョッキのビールを頼みました。
半分出来上がってちょっと意気がっている、ある肉体労働系の男性が、
そのひょろっとした見かけない男性に声をかけます。
I’ve never seen you around here.
I bet I can drink you under the table.
お前ここら辺で見かけないな
(弱そうだし、お前相手なら)テーブルの下でも飲めるくらいだ
って感じ。ちょっと想像できましたでしょうか?
これは完全なフィクションですが(苦笑)
こんなイメージでこのフレーズが出来上がったんじゃないかなあと思うのです。
学校ではイディオムとか熟語とか言われて難しく考えてしまいますが、
どう考えても drink you under the table には
「君よりお酒強いよ」なんて意味はないんですよねー。
それなのにそういう意味があるということは
そう言われるようになった文化的背景があるってこと。
どんな状況でそう言われるようになったんだろう?
とちょっと思いを巡らせてみると、ただイディオムとして覚えるよりも、
楽しくなってきます。
英語は机の上で勉強するものではないんです。
人と人とがコミュニケーションをとるものだから。
ナマモノと同じで、生きているんですよね♪
英語はただの言語ではありません。
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