今日は、あるニュースをシェアさせてください。
Japan Times に掲載されていた、こちらのニュース。
海外には、自国で不足している職業やそのスキルを持っている人たちを
優遇して滞在を認めるというビザ制度が普通にあります。
私の住んでいるオーストラリアでも会計士や看護婦などの職業の人は
比較的、永住権が取りやすいです。
その制度が日本でも実施されているそうなのですが、
優秀な外国人にとっては日本は魅力的な国ではない
ということが明らかになったそうです。
なんとアジア11カ国においては最下位!
発展途上のインドネシアやタイと比べても低いのだとか。
さらに世界63ヵ国の中でも日本は51位。かなり低いのが分かりますよね。
観光としては大人気の日本なのに
移住国としてこんなにも人気がないのは一体どうしてだと思いますか?
このブログを読んでくださっているあなたなら、
察しがついていらっしゃるかもしれませんね♪
そうなんです。
日本があまりにも海外と違いすぎるからです!
この「違い」というのは言語の問題だけではありません。
もちろん、世界共通語である英語が話せる人が断然少ないのも
外国人にとっては不安要素になっているでしょう。
でも、一番の原因は英語ではないのです。
じゃあ、一体なんなのか?というと・・・『ビジネスの仕方』
私は日本でも大手企業で働いていたことがありますし
オーストラリアでも現地企業で10年以上働いています。
だから、日本と海外のビジネスの仕方の違いは身をもって理解しています。
はっきり言って両極端・・・というくらい違います(汗)
ということは、いくら言葉の壁が超えられても
ビジネスの仕方の違いでぶつかってしまうのです。
その事実を裏付けるように世界中に支社を持つ大手の外資企業では
APEC (Asia Pacific Economic Cooperation)の中に
日本を入れていない会社もあるほど。
インドネシアもタイもシンガポールも中国も
みんなAPEC に入っているのに日本だけが別枠で設定されているんです。
そのくらい諸外国と比べてビジネスの仕方が違うんですよね。
その事実を全く理解せずに他の国と同じように
ただビザ制度だけを変えても優秀な外国人が来てくれないのは当然。
表向きのノウハウだけを手に入れて実践しても
その奥に隠れている本当の問題を解決しなければ
やっぱり事態は変わらないですよね。
日本と海外で働いたことのある経験からすると、このニュースは
やっぱりなあ・・・という感じだったのですが
日本ではこの事実に対して全く危機感を持っていないんだろうなあと思うと
居ても立っても居られない気持ちになりました!
「日本にいるから英語は関係ない」と思われている方が
まだまだ主流だと思いますが、このまま行くと
日本は世界から置いてけぼりになってしまいます。
海外から見ているとペリーの黒船入港で開国した日本ですが
まだまだ色んな意味で鎖国状態だと感じるのです。
本当の意味で開国するためにも英語を通して
世界水準のコミュニケーションが取れる人たちを
いち早く増やしていくことが最重要なのではないのかなあと思うんですよね。
あなたは、どう思われますか?
英語はただの言語ではありません。
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