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ジーニアス辞典を持ち歩かなくなった日から英語が話せるようになったワケ

あなたは英語が話せるようになりたい!と思って、
一生懸命単語やフレーズを覚えたことがありますか?
もしくは今も頑張って暗記していらっしゃるでしょうか?

 

もしそうだとしたら頑張って暗記するのは
いち早く辞められた方がいいですよ。
なぜなら…無駄だから(泣)

 

私もやったことがあるんです!
留学した頃、私も頑張って 暗記しようとしていたんですよね。

 

学生らしくバックパックで語学学校へ通っていた頃…
そのバックパックの中に必ず入れていたものがありました。
それは…高校生の頃に買ったジーニアス英和辞典。

 

英語が早く話せるようになりたくて授業でも日常生活でも
絶対に英語しか話さない!と決め、24時間英語づけにしていたのですが、
とにかく知らない単語が多すぎたんです!

 

今まで学校でもそれなりに勉強はしてきていました。
全然単語を知らないわけじゃない。

 

 

でも実際に留学してみたら、知らない単語はいっぱいあるし
知っている単語でも分からない言い回しが沢山あったんです。

 

こんなんじゃ、ダメだ…もっともっと単語も言い回しも増やさないと!!!
そう思って、知らない単語やフレーズに出会うたびにノートに書き始めました。

 

単語帳じゃ追いつかないので(苦笑)単語ノートを作ったんです。
ノートの真ん中に線を引いて左に英語、右に日本語訳を書いていきました。

 

毎日毎日ノートに書く単語はどんどん増えていきます。
それを毎日毎日見て覚えていったんです。

 

その苦労のお陰で今度同じ単語や言い回しが出てきた時には
聞いて意味が分かるようになりました。
よかった、意味がわかった!と喜んだんです。

 

だって意味が分かるってことは「知っている」はずですよね?
でも、それだけじゃダメだってすぐに気づかされたんです。

 

なぜなら…聞いて意味がわかっても、
それを自分の英語としては使えないことに気づいてしまったから。

 

その単語やフレーズをどこでどんな風に使うのか
さっぱり見当がつかなかったんです。

 

例えば、In spite of 〜という表現。
日本語では、「〜にも関わらず」と訳しますよね?

 

それはわかってるんです。でもなぜか、
「ものスゴく頑張って練習したのに、最悪のスコアだったのよお;;; 」
ということを、クラスメートに英語で伝えられないのです。

 

 

それにそもそも、そういう場面でクラスメートは
In spite of なんていう表現を使ってません。

 

今ならわかるんですけどね。
当時は本当に、ちんぷんかんぷん。

 

だから自分の話す英語力は一向に伸びませんでした。
相変わらず、話せないまま…

 

その頃、単語ノートは半分くらいまで
知らなかった単語やフレーズでいっぱいになっていました。
たった1か月の間に…

 

何が悪いんだろう?
単語の意味は分かっているし綴りだって覚えたのに…
知っているのに使えないなんてことあるの?って。

 

一向に話せるようにならない自分に苛立ちながら
一生懸命覚えた単語たちが全然身になっていないことにがっかり…

 

その次の日から高校生の頃から愛用していた
重いジーニアス英和辞典を担いて学校に行くのを辞めました。

 

 

肩がこるほど重い辞書を持ち歩いて、意味を調べても
ちっとも自分の英語力が上がらないことを実感してしまったから。
何だか、馬鹿馬鹿しくなって。

 

その日から、知らない単語を聞いても
英和辞典ですぐに調べることをしなくなりました。
(って言うより、持ち歩いてなかったので物理的にできなかったんですが…笑)

 

じゃあ、知らない単語に出会った時どうしたのか?というと…
前後の英語からその単語や言い回しの意味を予想することにしたんです。

 

それでもどうしても分からない時だけ、
家に帰ってから辞書で調べることにしたんですよね。

 

よく考えてみると、これってネイティブの人は当たり前にやってます。
いちいち辞書を引いて言葉を覚える子供なんていませんよね?

 

パパやママの言っていることと、
自分の眼の前で起こっていることを比較しながら、
「ああ、この言葉はきっとこういう意味なんだ」
「こんな場面では、こんな表現をするものなんだ」
ということを、体験しながら自分なりに身につけていくものなんですよね。

 

あえて言うなら、頭の中に
「自分オリジナルの辞書」を作っていく感じでしょうか。

 

そう、誰か他の人が作った辞書を丸暗記しようと思った時点で、
私は「アウト!」だったんです。

 

今思えば、ジーニアス辞典を持ち歩かなくなった日から
英語に本気で向き合えたような気がします。

 

 

日本語に訳せたから意味がわかった!って言うんじゃなく、
知らない英語でもそのままとりあえず受け取ってみる
ことができるようになったんです。

 

英語と日本語ってイコールでは決して結べません。

 

だから日本語を通して英語を理解しようすればするほど
英語が話せる日からどんどん遠ざかってしまいます。
留学した頃の私のように…

 

英語が話せるようになるには
英語と真正面から向き合う勇気が必要なのかもしれません。

 

そして、まず最初にやるべきなのは
あなたの頭の中にあなたオリジナルの辞書を作っていくことなんだと思います。

 

 

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