お店で会った人とちょっと話をしたい時や会社で同僚に話をしたい時など
誰かを呼び止めて、「すみません、ちょっと話できますか?」と
声をかけたい時、あなたなら英語でなんと言いますか?
そう、
Excuse me, can I please talk to you for a minute?
と言えますね。
実はこの表現、洋楽の中で使われている文です。
90年代に売れた Brandy & Monica のデュエット曲The Boy Is Mine
の中に出てきていました。
自分の彼氏が他の女の子といるのを見つけてその女の子に声をかけます。
今の私の彼氏だからという女の子に違う違う、私の彼氏よ!
という、何とも衝撃的な歌詞で話題を呼びました。
その Brandy & Monica の The Boy Is Mine とDestiny’s Child の
Girl という曲をミックスして作られたのが、99 Souls の The Girl Is Mine
The Boy Is Mine を男の立場から作ったという曲。
この曲のリリースに関してBrandy は再度レコーディングに加わり、
Excuse me, can I please talk to you for a minute?
のフレーズがフックとして使われています。
この文、あなたが音読をするとしたらどう読むでしょう?
エクスキューズミー、キャナイ プリーズ トーク トウ ユー
フォー ア ミニット?なんて読んでいませんか?
確かに学校ではこんな風に習うので仕方がないのですが…
よく聴いていただくと、Brandy はそんな風に発音していません。
カタカナ英語のままで、Brandy と一緒にこのフレーズを話そうと思ったら、
かなりシンドイです(苦笑)
よっぽど早口のスポーツアナウンサーでもない限り言えないはず。
でも、ネイティブスピーカーは普通にこの速さで話します。
どうしてだと思いますか?
ネイティブスピーカーだから…外国人はきっと口がよく廻るんだ…
と思うかもしれませんが、そうではありません。
じゃあ、どうしてかと言うと?
エクスキューズミー、キャナイ プリーズ トーク トウ ユー
フォー ア ミニット?と言っていないから。
ネイティブスピーカーに、このカタカナ英語を
そのまま発音してくださいとお願いしたらいつもの速さでは話せません。
外国人だってあなたと同じ人間だし同じ口を持っているから
そんな鉄人技的に早口に話せる訳ではないのです。
じゃあ、どうしていつもは早く話せるのかと言うと、
英語のリズムで話しているから。
それぞれの言語には独特のメロディーとリズムがあると言われています。
だから、何を話しているかなんて全然分からなくても
「あの人は英語を話しているんだ」とか
「なんか、フランス語っぽい」とか分かることがあると思うのです。
英語をカタカナ英語で発音すると、やっぱりカタカナ英語。
日本語のメロディーとリズムで英語を話しているに過ぎないんです。
だから、通じにくいし、いつまでたっても速くキレイに話せない。
まずは99 Souls の The Girl Is Mine のBrandy のフレーズ
Excuse me, can I please talk to you for a minute?
を何度か注意して聴いてみてください。
カタカナ英語とは違うなあということが
何となくでも気づけるようになると思いますよ♪
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=BMaT2nGaEVg?rel=0]
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