最近レッスンをしていて立て続けに生徒さんがおっしゃったことがありました。
それは・・・知らない単語は意味を調べれば何とか分かるけど、
知っている単語ばっかりなのに意味が分からないともうどうにもならない・・・
ということ。
あなたもこんな風に思われたこと、ありますか?
実は、オーストラリアに来た当初の私には沢山ありました!
なーんとなくオーストラリア人のクラスメートが話している
単語が聞き取れるようになった頃のこと。
あっ、案外知っている単語がある!と思ったんです。
聞き取れた単語1つずつを取り上げると、
知っているものばっかりだったんですよね。
例えば、make とか leave とか out とか・・・
それなのに1文として話されると途端に意味が分からなくなってしまうんです。
I’d like to know how she made out so well.
Leave me out of this conversation, please.
こんな文章が出てきた時に、
たとえ全ての単語が聞き取れて全ての単語の意味を「知っていた」としても
文全体の意味がさーっぱり分からない!ということが沢山あったんです。
その度に、どうして私は全部の単語を聞き取れて、
全ての単語を知っているのに文の意味が分からないのか?
ということが理解できなかったんですよね。
だって聞き取れて、知っている単語なら分かるはずですよね?
でもしばらくして気づいたんです。
あ〜、私は単語の本当の意味を知らないんだって。
そして単純に思ったのが・・・
やっぱりネイティブの英語が分かるようになるには、
イディオムを知っていないと!ってこと。
上の例文なら make out と leave out of の
意味を知らないから、私は理解できないんだって思ったんですよね。
それに気づいてからは、学校で知らないイディオムを聞くたびに
メモって家に帰って辞書で調べる・・・という作業を地道にしていました(苦笑)
確かにそれで、よく使われるイディオムは覚えることができたのですが・・・
知らないイディオムは次々出てきます(泣)
はっきり言ってキリがないくらい・・・
そこである時から辞書を引くのを辞めたんです。もうキリがない・・・
っていうか、面倒になって(苦笑)
そしてどうしたか?というと・・・
英文全体の流れから意味を取るようにしていったんですよね。
もちろん1回2回では分かるようにはなりません。
でも何度も何度もチャレンジしていると、
そのうち「あっ、これってこういう意味かなあ?」って
ストンと腑に落ちる時がやって来たんです。
これこそが「英語の感覚」!
「make = 作る」と覚えるのではなくて
英語の感覚は make を make として受け入れることなんです。
これができるようになると、英語力は一気に伸びます!
というか、辞書を引く回数が格段に減ります(笑)
先日、生徒さんからも「何となくこういう意味だってわかりました〜❤」と
嬉しいご報告をいただきました。
この「何となく」分かるという感覚が大事なんですよね。
英語はただの言語ではありません。
あなたの世界観が広がり、自信をくれるコトバ♪
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