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当たり前が幸せなことに気づく時

あなたはアメリカのロックバンド、Linkin Park ってご存知ですか?

 

ロック界では一番アルバムを売り上げていると言われているバンド。
その Linkin Park を仕切りギターとラップをしているのが Mike Shinoda.

 

あれ? 苗字がちょっと日本語っぽいって思いましたか?

 

それもそのはず、彼は日系3世。
生まれも育ちもアメリカだけど彼は自分のルーツである日本に
誇りを持っています。
Linkin Park の曲の中でも日本語を取り入れたりしています。

 

 

その Mike Shinoda が Linkin Park から離れて独自の
ヒップホッププロジェクトを立ち上げて、
リリースした曲にグッサリと心を打たれたのでご紹介させてください。

 

曲のタイトルは、Kenji.
Mike Shinoda 自身のミドルネーム。

 

歌詞の内容は、たったの15歳で日本からアメリカへ移住した彼の祖父のお話。
第2次世界大戦の影響でMike Shinodaの祖父母が受けた扱い
について書かれています。

 

戦争なんて今の日本からは想像もできないことですが、
ちょっとイメージしてみてください。

 

ある日突然あなたが日本人だという理由だけで迫害を受けることになったら…

 

歌詞の中ではこんな風に表現されていました。

 

They gave Ken, a couple of days,
to get his whole life packed in two bags,
Just two bags, couldn’t even pack his clothes

 

アメリカ政府はケンに数日だけ与えた
人生のすべてをバッグ2つだけに詰めろと
たったのバッグ2つ、服さえ詰められなかったさ

 

 

第2次世界大戦で苦しんだのは日本に住んでいた
日本人だけじゃなかったんですよね。
新天地で1から人生をやり直そうと頑張っていた
在米日本人にとっても苦しかった。

 

でも戦争ってみんなが傷つくものだから
特別な時代だったんだよ…と思われるかもしれません。

 

実は、そんなことはないんです。

 

あなたが日本に住んでいたら住むことも働く権利も当たり前のように
あると思っているでしょう。

 

でも、一歩外に出ると違います。

 

 

海外に出た瞬間、あなたがその国に滞在することも
働くことも権利を取得しない限りできなくなるんですよね。

 

あなたが人間としてそこに留まって生きていくための基本的な権利が
脅かされる状況を想像してみるとどうでしょう?

 

ただ心臓が動いていて生きていれば
それで良いじゃないなんて開き直れない。

 

すっごく贅沢したいなんて言っているワケじゃない。
ただ自分が住む場所と住むためのお金を稼ぐ仕事がしたいだけ。

 

オーストラリアに住んで15年間そんな思いを果たせずに
色んな思いを胸に抱いて日本へ帰国していく人たちを何人も見てきました。
私自身も永住権をオーストラリアで取るために色々イヤな思いも苦労もしました。

 

ただそこに住むという基本的なことが叶わない…

 

 

そんなことを経験すると今、あなたが当たり前のように
生活できている状況自体が実はものすごく幸せなことなんだ…
って思えてくるのではないでしょうか?

 

Mike Shinoda のサイドプロジェクット
Fort Minor の曲、Kenji はこちらから聴けます。

 

歌詞自体もほぼ文章になっているので読みやすいはず。
ぜひチェックしてみてください♪

 

 

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