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村上春樹の本を読んでいた外国人のお話

以前日本に行った際、あるバーへ行きました。
高架下にあってひっそりと開いている隠れ家的なバー。

 

絶対そこにある!って知らないと行かないようなバーなのに
お客さんで賑わっていました。

 

店内には50年代60年代の海外の小物が沢山飾られ
何千枚ものレコードの中からマスターが入念に選びながら音楽を流す。

 

渋さとかっこよさが調和するバー。

 

お客さんは外国人と日本人が半分くらいずつ。
私たちが着いたら横には外国人の男性が一人で座っていました

 

カクテルを飲みながら村上春樹の本を読んでいました(もちろん英語版)。
あまりに落ち着いた雰囲気から
あ〜、きっとこの辺に住んでる外国人の人なんだと思っていたんです。

 

 

その後、しばらくしてその彼が新しいカクテルを注文。
その彼が注文したお酒になぜかものすごく惹かれたんです。

 

別にものすごい装飾がついていたわけではありません。
マティーニグラスに白っぽいお酒が入っているだけ。

 

よっぽど美味しそうだと思ったんでしょうか(笑)
それとも運命だったのかも…?

 

お酒が入っている勢いもあってその彼に訊いてみました。

 

Can I ask what you are drinking?
あなたの飲んでるものって何?

 

って。

 

そこから話しが始まりました。
てっきり近くに住んでいる外国人だと思っていた彼は
おととい日本に来たばかりの観光客でした。

 

独りで初めて日本に来た・・・と話す彼。
たった独りで2−3週間日本を廻るそう。

 

どこに行ったら良いと思う?とアドバイスを求められた私たち。
そこから日本の観光大使のようにオススメを話し始めました(笑)

 

メモを一生懸命とる真面目な彼。
一通り観光の話が終わった後、日本の文化の話に変わって行きました。
そうしたらイギリス人の彼はこう言ったのです。

 

 

I don’t want to be rude.
失礼なことはしたくないんだ

 

日本に来て全く知らない文化に接して自分の何気なくとる行動が
日本人の人たちにとって失礼に当たらないか…とすごく気にしていたんです。

 

思わずそんな風に考えているあなたなら大丈夫だよ!と言っていました。
彼が日本の文化や習慣を大切に思う気持ちは私たちにも伝わります。

 

たとえ言葉が通じなくても相手の気持ちは態度で伝わってきますよね?
でも反対に私たちは正しい英語を話すことばかりに必死になりすぎて
伝えよう!とする気持ちを態度で示すことを忘れがちだと思うんです。

 

本当は気持ちを伝えることの方がすっごく大切なのに…

 

そのイギリス人の彼はその大切なことを再確認させてくれたなあと思います。
日本を満喫してくれていたら嬉しいなあ♪

 

文法よりも単語よりも大切なこと
それは、あなたが伝えたい!と思う気持ちなんですよね。

 

 

 

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