昨日から海外に行く時には避けて通れない
為替レートについてご紹介しています。
前回は円高ドル安ってどういう意味?をお伝えしました。
今回は、為替レートは、一体どういう風に決められているか・・・というお話。
詳しいお話はFX投資をされている方に聞いていただいた方が良いでしょう。
なぜなら、ものすごーく複雑でややこしいから・・・(笑)
なので、ここではカンタンにお話ししますね。
物の取引がされるときの需要供給で考えると
景気が良く、輸出を沢山している国の通貨が上がり
景気が悪く、輸入を沢山している国の通貨が下がる
となりますよね。
基本中の基本はこれ。でもそれだけではないんです。
政府の方針が絡み、わざと自国の貨幣が上がるのを押さえたり、
自分の国は景気がいいけど、他国の事情で貨幣が下がったり、
政治や世界経済の影響も沢山受けています。
だから、FX投資ってかなり大変なんです。
為替レートの動きだけを見ていてもダメだから。
政治や世界経済、主要な人の会見まで
こと細かくチェックしていないといけないんです。
もう、ちょっと誰かが何か言っただけでも
簡単に為替レートは変動してしまいます(笑)
そのくらい変わりやすいものなんです。
ちなみにGFCの影響をあまり受けなかったオーストラリア。
それなのにGFC後オーストラリアドルはものすごく下がったんです。
オーストラリア自体は悪くないけれど、世界全体があまりに不安定な状態。
そんな時には融通が利いて安心できる
アメリカドルを持っておきたいと思われたのでしょう。
GFC前はアメリカドル・1ドルを購入するのに
支払ったオーストラリアドルは95セント位だったのが
GFC後50セントにまで落ちてしまいました・・・
つまり、オーストラリアドル2ドルを払わないと
アメリカドル1ドルをもらえないという状態まで
落ち込んでしまったんですよね。
こんな風に、その国の景気が良いから貨幣も上がるとか、
景気が悪いからお金も下がるとは言えないんですね。
政府の干渉でも為替レートはかなり変化します。
そんなことを知ってみると海外と日本って思っている以上に
つながっているんだなあって思いますよね!
そう、外国と日本は全く別じゃないんです。
同じ地球という場所を共有していて相互に作用しあっているんですよね。
明日は両替をする時の為替レートがどう決まっているのか、
為替手数料のことについてお伝えします。
お楽しみに♪
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