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自分で住む国を選べる時代がやってきます

十数年前の10月、勤務先の商社に退職届を出しました。

 

不景気真っ只中にせっかく就職できた大手の会社。
家族や友達にはもったいない!!と言われながらも
どうしてもオーストラリアへ歌を習いに行きたかったのです。

 

これが、人生最後の自己投資だと思いました。

 

でも、実際オーストラリアに旅立ってからは
日本へ帰るつもりはないと考えている自分がいたのです。

 

留学1年目からどうしたらオーストラリアで永住権が取れるか
自分で調べたり色んな人にアドバイスを求めたりしていました。

 

一時は、歌を勉強しに行ったのに永住権を取るために
他の勉強をしようかと真剣に考えたこともあるくらい。

 

 

そう、私が永住権を取った頃はまだまだ取得するのが大変だったんですよね・・・
でも、そんな時代も終わりを告げているようです。

 

南太平洋にある常夏の国バヌアツが市民権を売りに出しました。
アメリカドルにして20万ドル(2千2百万円)相当で。

 

しかも想通貨bitcoin での支払いも受け付けているとか!
他国と比べて税金をほとんど払わなくても良いという面から
高所得者にとってはかなり魅力的なようです。

 

そしてタイでもアメリカドルにして6万ドル支払えば
20年の滞在が認められるプログラムを始めています。

 

段々と国同士の境が無くなってきている今
国も市民権を売るのが一種のビジネスになってきているのです。

 

ということは、今までなら煩雑な手続きや
難しい審査を通らないともらえなかった市民権や永住権が
お金さえ出せば簡単に手に入れることができるようになる
と言えるのではないでしょうか。

 

まさに、自分で自分の住む国を選べるようになります。
生まれた国=一生自分の暮らす国ではなくなるのです。

 

そうなった時、あなたなら、どの国に住みたいですか?

 

 

そして日本でも日本で生まれて育った日本人以外の
人たちがこれから更に増えていくでしょう。

 

もう、日本にいるから
英語は関係ないとは言えなくなる時代はすぐそこまで来ています。

 

 

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