あなたは「英語」が話せると、外国人とスムーズに会話ができると思いますか?
答えは No です。
なぜなら、国によって常識も違うし、文化の違いから分からないことは出てくるからなんです。
今日はそんなことを笑いながら気づけたエピソードをご紹介します。
先日のウインク事件でアメリカでも話題になっている、オーストラリアの首相 Tony Abbott 氏のことについて、旦那と話していたときのことです。
Do you know he is going to spend $250 million to push chaplains to schools?
首相が2億5千万ドルも使って学校にチャップリンをおこうとしてるの知ってる?
と旦那。
宗教に対して全く知識のない私は
chaplain を (Charlie) Chaplin と思い、
え?首相がチャーリー・チャップリンを学校に取り入れようとしてる?
と理解してしまったんです。
旦那は、大笑い
Chaplain とは教会やお寺など以外で働いている宗教に専念している人だそうです。オーストラリアでは、宗教=キリスト教となるので、教会以外で働いているキリスト教を信仰している人となります。
学校に問題や不安なことがあったときに相談に乗ってくれるカウンセラーがいるのですが、そのカウンセラーがキリスト教を信仰している人になるということなのだそうです。
キ リスト教系以外の学校の場合は、chaplain 以外の宗教を押し通さない福祉的なカウンセラーがいる場合もあり、生徒はどちらのカウンセラーにするか選べることになっていたようなのですが、それを全員 chaplain にしてしまうと、キリスト教の考えを子供の時期から強制的に押し通すことになってしまうんですよね
現首相はかなりのキリスト教徒と有名なので、この政策は正に彼のモットーを貫いているという感じでしょうか。
何はともあれ、Chaplin じゃなくて、chaplain だということを知ったのですが
英語が理解できるようになっても、海外の文化や教育の違いでまだまだたくさん知らないことはあるんですよね。
日本では当たり前の、受験という認識も外国人には???のこともありえます。
「英語」を学ぶことに集中することも大切なことですが、外国文化との違いを知るツールと捉えなおすと、違った角度から英語を学べるかもしれませんね!