先日のアンケートでいただいたご相談を今日もお届けしますね♪
もしかしたら今日のご相談は、あなたにとって信じられないことかもしれません！
なぜなら・・・英語が話せれば何でもできる！という思い込みが
ガラガラ〜っと崩れてしまうご相談だから。
ちょっと度肝を抜かれてください（笑）
海外在住で生活に困らない程度には話せますが、
現地の人との会話が続かない全く英語が話せない状態で夫の転勤で海外に来て、
生活に困らない程度になるまでには
一山二山超えてやっとここまで来ましたが、
まだ現地の方々と普通に話せるまでには至っていません。この山を越えるには一体何をしたらいいのかわかりません。
海外生活14年、生活の中に英語はあふれているけれど、
話せないのです…。
どうでしょう？かなりビックリですよね？？
過去の私がもしこのメルマガを読んでいたら、きっと
「うそ〜！生活に困らない程度に英語が話せるのに、
現地の人と話せないってそんなことあるわけないじゃない！」
と思わず声に出して言っていたと思います（苦笑）
そう、英語が話せるようになることと
現地の人と何時間も会話ができることは実は別の問題なんです。
でも、英語ができない時は一緒だと思ってしまっています。
だから、外国人と会話ができないのは自分の英語力が足りないせいだ
と思ってしまうんですよね。
でも必ずしも英語力のせいではないのです。
え〜、じゃあ何なの？と思いますよね？
そして、これはどこの英会話スクールでも英語コースでも教えてくれないこと。
なぜなら・・・はっきり言って、そこまでカバーしきれないから。
というより、英語を教えるように、会話を教えることってできないんですよね。
といっても、それでは応えたことにはならないので、海外に実際に住んで
プライベートでもビジネスでも英語を使って生活してきた経験から
私が導き出したことをお伝えしますね♪
今回ご相談くださった読者さんのように
日常会話ができる英語力があるのにも関わらず
現地の人たちとの会話が続かない理由は３つあります。
まず１つ目。元々おとなしく口数の少ない方だから。
母国語の日本語で友達と話す時にもどちらかというと聞き手に回っている
初対面の人とすぐに親しく話せないという性格の方の場合です。
もともと口数の少ない人が英語がペラペラになっても
ネイティブのようにベラベラ話せるようにはなりません。
こういう風に書くと、当たり前じゃん！と思われるかもしれませんが、
英語が話せるようになれば自分の性格もガラッと変わって
別人のようにモテるとか別人のように話せると
思ってしまっていることってあると思うんです。
何を隠そう、私もそう思っていました！
元々、少人数の友達とじっくり深く付き合うのが好きなのに
英語が話せるようになったら外国人の人たちと大人数のパーティーでも
バリバリに話して沢山の友達ができる〜ってイメージしていましたから（苦笑）
パーティーで話すことには場数を踏んで慣れましたが、
やっぱりそれでもじっくり少人数グループの中で話すことが多いです。
なので、自分はどういうタイプの人間なのか？ということを
一度振り返って見られると良いかもしれません。
元々口数の少ない方なのなら、他のネイティブのようにガンガン話せないのは
あなたの英語力のせいではありませんから♪
ご自身に合ったスタイルでコミュニケーションしていきましょう。
２つ目の理由は・・・欧米のコミュニケーション方法が身についていないから
これは、ちょっと難しい話になるのでサラッとだけ書いておきますね。
日本人がコミュニケーションを取る方法と
欧米人がコミュニケーションを取る方法は、実は同じではありません。
だから日本語を話す時と同じ感覚で英語を話すと
現地の人たちとうまく話すことができないのです。
会話の歯車が合わないんですよね。
なので、外国人の人たちとじっくり話したい！と思って英語を頑張っている方は
英語力だけでなく英語のコミュニケーション力も磨くことが大切なんです。
とは言っても、それではあまりにサッパリしすぎなので
１つだけ対応策をお伝えします♪
英語でのコミュニケーション力を磨くにはどうすれば良いのか？というと・・・
英語話者の人たちがどんな風にコミュニケーションを取っているのか？
話の流れ方に注目して英語を聞いてみてください。
これは今回ご質問をくださった海外在住の読者さんでしたらきっとできるはず♪
生活の中に英語が溢れていると思いますから。
その中で「話している内容」をふんふんと聞くだけじゃなく
どんな風に、その人は話を展開させているか？
また聞き手である他のネイティブは合づちを打っているか？
という視点から英語を聞いてみるのです。
そうすると、段々と英語のコミュニケーションの流れ
というのが見えてくると思います。
「話せない」時は出てこない言葉を無理やり引き出そう！とするよりも
違う視点で「聞いてみる」と新たな発見があると思いますよ♪
そして３つ目の理由は・・・現地の人と何を話せば良いのか分からない
日本語なら、初めての人とでもある程度話せるのに
外国人と話すとなると何を話せば良いのかわからない・・・
と会話のトピックが出てこない場合です。
この場合の解決策はたった１つ！相手との共通の話題を探すこと。
とは言っても、具体的にどうすれば良いのか分からないですよね？
なので、具体策を２つお伝えしますね。
１つ目の策は・・・相手に質問すること
例えば、仕事のこととか、何が好きなのか？とか、
週末には何をしているのか？とか何でもOKです！
いきなりそんなこと訊けない！と思う時は、
相手の何かを褒めてあげてください。
そのアクセサリー素敵！どこで買ったの？とか
かわいいお子さんですねおいくつですか？とか
そうすると、あなたとの会話がスタートします。
でも、この方法は最初はちょっと難しいかもしれません。
なぜなら、質問する英語力が必要な上に質問力も必要だから・・・
（この質問力は、２つ目の理由「欧米のコミュニケーション方法を身につける」
と自動的に上げることができます）
でも一度、あなたも聞きたい共通の話題が見つかると
相手が勝手に喋り出してくれるという利点があります。
日本人と比べて、比較的、欧米人は口数が多いので
一度話し出すと、１０分くらいはモチます（笑）
その間、あなたは聞き手に回り、
相手がもっと話にノッテくれるように誘導していけば良いだけ♪
＜相手との共通の話題を探す＞
２つ目の策は・・・自分の話をすること
例えば、友人のパーティーで出会った見知らぬ人と話す時には
あなたがその友人とどういう知り合いなのか
出会ったきっかけやらその人との面白いエピソードなんかを話してあげます。
または、あなあたのことについて話すのもオススメです。
どんなお仕事をしているのか？どんなことが好きなのか？
普段何をしているのか？最近あった面白かったことなどなど、何でも良いです！
そこから、相手が興味を持ってくれそうなツボを探っていく感じ。
あなたの話に相手がノッテきたら、シメタもの！
そして、そろそろこの話題で続けるの難しいなあ・・・
と思ったらたった一言言うだけ。
How about you?
あなたは？
それだけで、勝手に相手も話してくれます♪
この方法は、英語に自信のない方には特にオススメの方法です！
なぜなら、相手があなたの話題にノッテくると、
必ず相手があなたに質問をしてくれます。
それで、どうなったの？とか、どうしてそれが好きなの？とか
するとあなたは相手がしてくれる質問に答えて行くだけで良いから。
どうですか？簡単ですよね！
英語はただの言語ではありません。
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