昨日のブログでは、外国人と英語で話をしても会話が続かないのは
自己紹介がユニークじゃないからということをお伝えしました。
まだ読まれていない方は
ネイティブと会話ができないのは、あなたの英語力のせいではありません
よりどうぞ。
どうしてそんなに自己紹介を大事にしているのか?というと
人は相手が自分と合いそうかどうかを最初の印象でほとんど決めてしまうから。
話をして、「あ、この人面白くなさそう」と思ったら、
その後話は弾みにくいですよね。
例えば、ある生徒さんのお話しです。
その方は、インドネシアと取引のある部署で働かれているビジネスマン。
英語も勉強しないといけないけど、
インドネシアのことも知りたいからインドネシア語も勉強していると
仕事に対する意欲がとっても高い方でした。
ある日、インドネシアからのクライアントが来日し、
会議で自己紹介をする機会があるとおっしゃったのです。
英語もインドネシア語も試せる絶好の機会ですよね!
どんな風に自己紹介をされますか?とレッスンで取り上げてみました。
すると、その生徒さんはこうおっしゃいました。
名前と部署名、そして自分の担当の仕事を話し、
インドネシア語を勉強しているからインドネシア語を試したいと
話そうと思いますと・・・
どう思われますか?
もしあなたが外国の会社を訪れてそこで出会った人に
僕は日本語を勉強しているから、君で僕の日本語を試したいんだよね
と言われたら、どう思うでしょうか?
え?私が日本人ってことにしか興味がないの?
とちょっとイヤな気がしませんか?
まして、その生徒さんがそう言おうとしている相手は、
ビジネスの取引先の人。
なに?私はビジネスで来日しているのに
インドネシア語の先生までしないといけないの?
と思われるので、辞めた方がいいですとお伝えしました。
じゃあ、インドネシア語を勉強してるってこと言っちゃダメなの?
というと、そうではありません。
その生徒さんがインドネシア語を学ばれているのは、
そのクライアントを始めインドネシアの人たちとビジネスをするからこそ。
ただ仕事をするのではなく、これを機会に相手の国のことを知ってみたいと
思われて始められたのですよね。
そんな志の高さをお持ちなのに、伝え方があまりに直接すぎることで
相手にイヤな思いをさせてはもったいない!
だから、インドネシア語を勉強していますと言うことは
もちろん伝えてくださいとお伝えしました。
そのあとに、たった一言でも二言でもいいから
インドネシア語で挨拶をしてみてください
そうすれば、クライアントさんもとっても喜ばれるはずです!と・・・
当日、その通りに話された生徒さんはクライアントに喜んで頂け、
会議後にインドネシアのことで話が盛り上がったそうです。
自己紹介と言っても何でも話せばいいというわけではありません。
やっぱり自分のことを話すにしても相手に合わせて
伝え方や話し方を工夫した方が良いんですよね。
これって日本語で話す時には当たり前にできていることのはず。
でも英語になると、自分が話すことに集中しすぎて、
思わず聞き手のことを忘れてしまうのですね・・・
どうせ話すなら、相手にイヤな思いをさせるのではなく
好印象を与える自己紹介をしたいと思いませんか?
そのためには、話したい内容をどう伝えたら良いかな?
ということに少しずつ意識を向けてみると良いですよ♪
レッスンではネイティブにもっとあなたと話したい!と
思わせることができる自己紹介を一緒に作っていきます。
英語はただの言語ではありません。
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