英語を読めなくても、話せると何とかなるんだよという
エピソードをかなり昔、留学前に聞いたことがありました。
その時は、
読めないのに話せるなんてことあるの??
と不思議だったんです
あなたはどう思いますか?
読めないのに話せるなんてことあると思いますか?
そのエピソードとはこんな感じのお話でした。
英語を話せるけれど、読んだり書いたりすることができない人がいたそうです。
その人が友達と一緒にレストランに食事に行った時のお話。
英語がわからないその人は、当然メニューが読めない・・・
そこでその人はウェイターさんを呼んでこう言ったそうです。
Will you advise me your recommendations?
I feel like fish today.
オススメを教えてくれないかしら?
今日はお魚が食べたいの。
と。
そう、メニューが読めなくても、話せたから全く困らずオーダーも
できてしまったんです。
もちろんメニューが読めればどんなお料理があるかわかるし、
その中から何が欲しいかなって迷ったり、これ美味しそう・・・って
想像したりする楽しみもありますよね。
でもメニューが読めても話せなかったら、満足にオーダーすら
できないってことはありえますよね・・・
もちろん、読めて話せれば鬼に金棒なんですけど(笑)
話すためには読めなきゃいけないっていう概念は持つ必要は
ないのかもしれません。
先日のブログ、音を大事にする欧米人 vs 意味を大切にする日本人で
ご紹介したことからも言えるのですが、意味を大切にし、文字から学ぶ
日本人の私たちは、どうしても知らない単語を聞くと、
それって、どういうスペル?
って聞いていると思うんです。
スペルから単語を覚えようとするんですね・・・
でも欧米人は違います。
日本語を勉強している欧米人が知らない単語を聞くと
その単語の意味を聞いてそのまま音で覚えちゃうんですよね。
あ、なんかこの単語と発音が似てるとか、こういう感じ~という
音の感覚で覚えています。
だから読めなくても話せるし、会話力を身につけるのがものすごく早いんですよね