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英語力もコネもない私が音楽&イベント業界に就職できた秘訣

昨日に引き続き、過去のお話を暴露しますね(苦笑)

 

日本でも縁故採用なんて言葉がありますね。
人脈があると、就職するのに有利だと言われています。

 

この人脈(コネ)は海外ではかなり有利です。
というのも、外国では地域や人種によって人の特徴もかなり違うため、
全く知らない人を受け入れるにはそれなりにチェックをしないと
いけなくなるんですよね。

 

でも「あ、この人僕の友達です」と知っている人がいると、
その人から色んな活きた情報がもらえるし、その情報の信頼度も増します。

 

だから、コネクションは海外では日本以上に大事だったりします。
それを踏まえると…オーストラリアでは全くの人脈なしの私。

 

大学で音楽ビジネスを学んでいた時、
最終科目にwork placement というのがありました。
どこでも良いから、音楽関係の仕事をしてレポートを提出する科目。

 

 

クラスメートたちは一気に目が輝いていました。それと同時に
「僕はライブハウスで働いてるんだけどそれはwork placement に入れられる?」
とか「自分のバンドのツアーを企画したらそれでもOK?」とか
どんどん質問が飛び交ったんです。

 

すでに色んな活動をしている人、音楽業界に知り合いのいる人、
誰かを当たればそれらしい仕事ができる人などなど、
既にwork placement をする当てがあったんですよね!

 

その一方私は… 全くなし!どうしよう、卒業できない…
しばらく落ち込みました。
コネがない自分を情けなく思いました。

 

英語もネイティブ程できないしそんな私に何ができるっていうの?
って同じような考えがグルグル頭の中で廻るだけ…

 

でもある日、思ったんです。

 

いつまでもこんな風に自分の力のなさを悔やんだってどうにもならない!
ここまで頑張ってきて、最後の科目でくじけて卒業を諦めるのか!って。

 

 

それから何かに取り憑かれたようにメルボルン中の音楽関係の会社を
片っ端から調べ始めました。
そして、丁寧に履歴書とレターを作って、調べた会社にemail を送ったんです。

 

「work placement をしているから無料でいいので働かせてください!」って。
送った数は120社以上。そのうち返事が返ってきたのはたったの10数社。

 

しかもほとんどは「work placement でも要りません」というあっけない返事(泣)

 

でもその中で3社がチャンスをくれたんです!

 

1社目は Diana Ross が売れるきっかけとなった
女性3人グループ The Supremes のコピーバンドのスタッフ。

 

週に1、2回だけど、色んなライブハウスに行って1からステージをセットアップ。
バンドのパフォーマンスを見て、その後パッキングをする仕事。

 

力仕事でしたが、車のない私の送り迎えをして下さる
音楽プロデューサーから色んな話を聞かせてもらえたり、
バンド活動の裏側を見られたりして、楽しかったです。

 

その内、仕事ぶりが認められてシンガーの1人が辞めた時に
「君、シンガーなら歌わない?」と誘っていただけたくらい!

 

そして2社目が今も働いている会社。
いきなりものすごい早口で電話をしてきたマネージャーと、
カフェで会い、仕事の話を色々聞きました。

 

 

半分何を言われているのか分からないまま(苦笑)
「ボランティアで働いてもらおうなんて思ってないよ」と
最初からお給料をくださいました。

 

その後大学を卒業する時に「よかったらフルタイムで働かない?」
と誘っていただき、そのまま就職することに…

 

それから、もう10年以上!

 

この就職のおかげで、The Supremes のシンガーにはなれなかったんですが(笑)
全くのコネなしで英語力がなかった私でも音楽&イベント業界に
就職できたんですよね♪

 

フタを開けてみると、大学の卒業式で
音楽&イベント業界に正社員で仕事が決まっていたのは、
留学生の私だけでした。

 

 

おそらく一番びっくりしたのは大学の教授だったのかもしれません。

 

Your future will be bright!
将来は明るいね!

 

と声をかけてくださいました。

 

何か新しいことを始める時には勇気がいります。
できない理由の方がたくさん見つかるかもしれません。

 

でも、考えているだけでは絶対に前へは進めないんですよね。
チャンスは、勇気を出して行動をとった人にしか与えられないんです。

 

私はネイティブと比べれば
全然英語はまともに話せなかったしコネもありませんでした。

 

だからその不利な条件を
「人より行動する」ことで補えたんじゃないかなあと思っています。

 

 

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