いきなりですが、あなたは「英語ができる人」というのは
どういうことができる人だと思いますか?
通訳は翻訳ができる人?
英語でビジネスをしている人?
海外旅行に1人でいける人?
色んな人が浮かびますよね〜♪
通訳や翻訳家というと・・・世界を相手に自宅から仕事ができたりするので、
ライフスタイルも選べるし、何よりもカッコイイ!というイメージを
持っていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
でも通訳や翻訳家の方はホントに英語ができる人なのでしょうか?
そりゃあ、できるでしょ〜。
じゃなきゃ、英語を日本語に訳せないじゃないという声が聞こえてきそうです(苦笑)
じゃあ、本当の意味で「英語ができる」ってどういう意味なのだと思いますか?
通訳や翻訳家の方のように、原文に忠実に日本語から英語へ
または英語から日本語へ訳せること?
それとも、ネイティブに伝わりやすいキレイで説得力のある英語が
話せる&書けること?
ちょっと意味が分かりにくいでしょうか?
では、ちょっと例えを出してみますね。
あなたが洋画を日本語の字幕や吹き替えで見たり、
洋書から翻訳された日本語の本を読んだりした時に、
意味は分かるけど、ちょっと変な日本語と思ったり感じたことはありませんか?
もしくは、なぜここでそんなことをいう必要があるの?と疑問に思ったり
したことはありませんか?
実は私は昔から感じていました。
洋画を吹き替え版で見た時に感じる違和感。
例えば、誰かが話していても構わず上から話をしたり
感情的になった時に全然関係ない話が出てきたり
この違和感に耐えられなくて洋画を見るのが大っ嫌いでした(苦笑)
大きくなって字幕に変えてからはそこまで違和感を感じなくなったのですが・・・
これって話している内容は理解できるけど
日本人が普段コミュニケーションをとる方法とは
違うことに違和感を感じていたと思うんですよね。
でも映画やニュース、本などでは画像があったり、
著者の意図があるので勝手に原文を変えることはできません。
だから、通訳や翻訳では、とにかく原文に忠実に訳し
なおかつ意味がわかるように言葉を選ぶことが大切にされているんですね。
個人的な意見では、私は通訳や翻訳家の方はアーティストだと思っています。
2つの全く違うバックグランドを持つ言語をどちらの言葉を話す人にも
伝わりやすいように言葉を巧みに扱うことができるのですから♪
でも、あなたがご自身の意見や考え方を伝えたい場合は
通訳や翻訳家の方に必要とされている技術は必要ないんですよね。
だって、忠実に訳さないといけない原文なんて存在しないから。
それよりも外国人に違和感を感じさせることなく
キレイで分かりやすい英語を最初から作って話せた方が伝わりやすいですよね♪
日本では通訳や翻訳学校で教えられている英語習得法が出回っていますが
もしあなたが取得したい英語力が後者(キレイで分かりやすい英語)
なのだとしたら通訳や翻訳学校で教えている方法では学ばない方がいいでしょう。
なぜなら、通訳や翻訳学校では英語らしい文章とはどういうものか、
英語を母国語としている人たちは、どんなコミュニケーション方法を取るのか
ということは教えてくれないからです。
英語はただの言語ではありません。
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