日本はどんどん暖かくなって来ているのでしょうけれど、
寒い季節に食べたくなるのが、鍋。
そしてみんなで集まって鍋を食べようと
すると、必ずいるのが・・・鍋奉行(笑)
まずは昆布でダシをとって次はこれ!
あっ、全部できあがるまで触らないで~!!
とものすごいこだわりで鍋周りを仕切っちゃう人。
この鍋奉行を英語にしようとするとどうなるでしょう?
えっと、鍋は pot で奉行は・・・と考えていませんか?
鍋奉行をそのまま英語に直訳するとpot magistrateになりますが、
こう言っても分かってくれる外国人は・・・ゼロ!
(ギャグとしては面白いと思いますが・・・)
じゃあ、どう言えば良いのか?
鍋奉行っていう言葉があって
それは鍋の作り方について色々こだわっている人のことだよ
と丁寧に説明して上げる方法もありますが
そんなにしゃべれない!という場合は・・・
He’s so fussy about cooking Nabe.
He’s obsessed with cooking Nabe.
の1文で大丈夫です。
fussy は 「あることについてうるさい、こだわっている」という意味の形容詞
obsess は「何かに取り憑かれている、夢中になっている」という意味の動詞
どちらも「鍋を作るってことにこだわっている」という意味になります。
じゃあ、fussy = obsessed なのか?というとそうではないんですね。
fussy は「もううるさいくらい、こだわっている」とちょっとマイナスなイメージ。
でも場合によっては
I’m fussy with food.
食べるものにはうるさいくらいこだわっていると
専門家っぽさを出せることもあります。
それに対しobsess は「取り付かれるくらい夢中だ」という事実を言っているだけ。
マイナスとかそういう感じではなくって
夢中な行動をしていることを説明している感じ。
He’s obsessed with games.
子供がゲームばっかりしてるとかそんな感じですね。
鍋奉行のことを説明する時にその人のことを
「うざいくらい、うるさい」と思っていたり
「鍋作りの専門家」と表現したい時はfussy になるし
「鍋作りが好きでたまらないみたい」と言いたい時は
obsessed になるんですね。
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