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長い間海外に住んでいても分からないこととは?

先日レッスンをしていたら生徒さんがこうおっしゃいました。

 

「自然な英語を身につけたいんです」

 

あなたは自然な英語を話せる人というと、どんな人が思い浮かびますか?

 

まあ、ネイティブスピーカーは話せて当たり前なので、
この際横に置いておきましょう(笑)

 

 

それ以外では・・・

  • 海外に留学したことがある人?
  • 海外に長い間住んでいる人?
  • 通訳さんや翻訳家さん?
  • TOEIC で900点以上持っている人?
  • 英語や英会話の先生?

 

どの方も一般的には「英語ができる人」ですよね。

 

話せるんだから、「自然な英語」で話しているんじゃないの?
と思ってしまうかもしれないのですが実はそうではないんですよね。

 

実際、「自然な英語を身につけたい」と
おっしゃった生徒さんがこうおっしゃったんです。

 

長年海外に住んでいる先生に何度か学んだことがあるけれど
細かいニュアンスの違いなどをちゃんと説明してくれた人はいなかったって。

 

そう、海外に長い間住んでいても、海外に留学したことがあっても
通訳さんでもTOEICで高得点を持っていても英会話の先生でも
きちんとニュアンスまで分かって話したり、教えたりできる人って
あまりいないんですよね。

 

 

なぜなら・・・恐らくご本人がニュアンスまで気にしていないから。

 

通じればいいじゃない♪と話しているだけだと、
ニュアンスまでなかなか気づかないんですよね。

 

例えば、「あなたなら何でもできるよ」と励ましてあげたかったら・・・

 

You can do anything.
You can do anything you want.
There is nothing you can’t do.

 

など言えます。

 

言っている内容はどれも同じ。
でも伝えているニュアンスが違うんですよね。

 

ちなみに、上の3つの文の中でどれが一番強く励ましていると思いますか?

 

実は、3つ目の文 There is nothing you can’t do.なんです。

 

文法用語では2重否定と言われていますね。
There is nothing 「何もない」と先に言っておいて、
その後に nothing を補足説明するyou can’t do
「あなたができないもの」を付け足しています。

 

こんな風に言い方は沢山あるけれど
伝えたいメッセージが燃えるような情熱を持っているのか
サラッと言っているだけなのかによっても
表現方法が変わってくるんですよね。

 

 

(じゃあ、You can do anything はあまり励ましてくれていないの?
というと、そうでもないのです・・・使っている状況で違ってきます(苦笑))

 

自然な英語のニュアンスが分かる能力を
私はネイティブ感覚と呼んでいますが、
このネイティブ感覚は感覚なので
自分自身で意識して気づいていくしかないんですね。

 

お料理の塩加減が何となくで分かっちゃう、あの感覚と同じです。

 

でも私自身も意識して身につけてきたことなので
どういう所を意識していけばいいのかどうニュアンスが違うのかなど
生徒さんが気づけるヒントやアドバイスは沢山しています。

 

気づける場所は生徒さんによって違うので、やっぱり個別化対応は大事だし、
これからも大切にしていきたいなあと思っています。

 

 

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