日本語は漢字とひらがな、そしてカタカナから成り立っていますね。
漢字にはそれぞれ意味があるので、日本人は音よりも意味合いを
大事にすると言えます。
これを、子供の名前を付けるときや作詞するときのことを
例にとって説明してみますね。
例えば、人の名前。
よくある名前を言われたとしても、必ず
「漢字ではどう書きますか」と確認する必要がありますね。
もしかしたら少し変わった漢字かも知れないし、ひらがなの場合も
あるからです。
日本語は、どういうふうに発音するかだけが必要なのではなくて、
どういうふうに書くかということが重要になってくるのです。
作詞もそう。
邦楽の曲は洋楽に比べて、意味を重要視して作詞されています。
それに比べて、英語では・・・
アルファベット一文字ずつに意味はありません。
アルファベットを組み合わせて、単語にした段階で初めて
意味を持つことになるのです。
だから子供の名前を付ける時にも、呼んだときの感じで
名前が付けられることが多いです。もちろん、両親や先祖の
名前を代々受け継ぐなど、意味を持って付けられることもあるのですが、
多くの両親は
That sounds good.
と思う名前を付けています
作詞をする際も同じ。
必ずしも意味が通っている必要がなかったりします。
ここでこういう風に韻を踏んだ方が感じが良いからという
soundで作詞も行われている場合が多いのです。
意味が重要視される日本語では、読めなくても意味が分かるという
ことが可能ですが、英語では読めなかったら意味も分かりません・・・
日本語だから、漢字があるから得をしていることもあるんですよね
反対に、欧米人からすると、中学卒業まで漢字を習い続けないといけない
日本語は信じられないそうですが・・・
確かに英語はアルファベットたった26文字。
漢字テストが必要なんて分からないでしょうね・・・