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ability と skill の違いは?

さて今日はレッスン内での一コマをご紹介します。

先日生徒さんが、英語のレベルが低いから
洋書を読めないとこのようにおっしゃいました。

I don’t have the language ability enough to read English books.

この文章、ちょっとおかしいのは分かりますか?

 

あまり language abilityとは言わないですね。
language は skills と結びつきます。

 

では abilityと skill の違いって何でしょう??

 

こんな風に説明している記事を見つけました。
Skill is learned while ability is more or less inherited or has a genetic background.
Skill is more goal-directed because having such can allow a person to attain a higher level of performance whereas possessing abilities does not necessarily equate to exceptional performance.

Abilities are more stable than skills.

アビリティ(能力)が大体遺伝したもの、もしくは
遺伝的な素性をもつものであるのに対し、スキル(技能)は
習得するものである。

 

アビリティを保有することは、必ずしも秀でた
パフォーマンス(性能)と結びつかないが
スキルを持っていると高いレベルの性能に達している
と言えることから、スキルはより目標とされるものである。

アビリティはスキルよりも不変なものいえる。

ability は先天性として、そういうことができる
才能があると言っているだけなんですね。

才能は使わなければ発揮できないのに対し、
skill はもてるように努力すれば手に入るもの。

なので語学力は language skills と言いますね!

 

ちなみに、英語のレベルが低いから洋書を
読めないはなんて言ったら良いかというと・・・

My English is not good enough to read English books.

が自然です。

でもそれだけしゃべれるなら、読めるよ!!と
ネイティブには突っ込まれるでしょうけど(笑)