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Bigger fish to fry の意味は?

英語コーチのお仕事とは別に本業でエンターテイメント会社に
勤めているのですが、先日、担当しているアーティストの
出演料のことで先方と見解の違いがあったんです。

 

その時の先方の返事がこれ。

 

I have bigger fish to fry as I have just found out my best mate passed away.

 

どうでしょうか?

 

長い文ですが、中学生の時に習ったような簡単な単語ばかりですよね?
多分、単語だけを見るとそんなに難しい文じゃないはず。

 

でも、これを直訳してみると…
「私はもっと大きな魚を揚げるのよ、
だってたった今親友が亡くなったって知ったんだから。」

 

どうですか?これで、なるほどね~と思えた方は凄いです(笑)

 

 

普通に聞いたら、
ちょっと待って!親友が亡くなったのを知ったっていうのは分かった。
でもそれと大きな魚を揚げるって何の関係が?
欧米では人が亡くなると魚でも揚げるの?って思ってしまいますよね(苦笑)

 

なぜなら…いくら英単語を知っていても文法が分かっても
英語が理解できるようになるとは限らないから。

 

だって、上の文は易しい単語ばっかりだし
文の内容を理解することはできてもやっぱり意味はわからないですよね?

 

実は、bigger fish to fry という慣用句が英語にはあります。

 

書面に出てきたのは17世紀ごろと言われていますが、
フランス語でも「他の犬を叩く」といった似たような慣用句があるらしく、
使われていたのはもっと昔からと言われているそう。

 

小さな魚をいっぱい揚げるより大きい魚を揚げた方が
多くの人に食べ物を与えられることから
もっとやるべき大事なことがあるという意味になるんですね。

 

だから、仕事先の人が言いたかったのは
「もうあなたと出演料のことでもめるよりもっと大事なことがあるのよ!
だって、親友が亡くなったのをたった今知ったんだから」ってこと。

 

 

決してお悔やみの意味で魚をあげなきゃって言っていたんじゃないんですね。

 

じゃあ、慣用句も単語みたいに丸暗記しないといけないの?
と気が遠くなった方には朗報です。

 

洋楽からなら簡単に学べます♪

 

なぜなら、洋楽の歌詞にはネイティブが
普段使っている英語がちりばめられているから。

 

今回の慣用句も調べてみたら、ありました!

 

アメリカのカントリーシンガーが数年前にリリースしたアルバムの中に…

 

Bigger Fish To Fry   by Brad Paisley

 

アメリカではBillboardで3位になったほど売れたアルバムだそう
(私は知らなかったけど)

 

キリスト教にまつわる曲ですが、かなりコメディーチックです。

 

 

悪いことばっかりしてるから、あなたは悪魔に地獄で焼かれるわよと
元カノに言われたけど僕が死んでも悪魔は気づかないよ
だってもっと他の悪い奴を狙うのに忙しいから

 

というコーラスの部分でHe’s got bigger fish to fry と歌っています。
興味のある方はリンクから聴いてみてくださいね♪

 

→→Bigger Fish To Fry   

 

 

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